学校の統廃合と効果

学校の統廃合と効果について

統廃合されゆく学校と影響

少子化は日本教育の要である小中学校に大きな影響を与えています。それは「統廃合」現象として現れ、とくに公立学校の減少は著しいものです。これは日本社会にどのような効果をもたらすでしょうか。その功罪を簡単に述べていきます。まず、利点として市町村の財政支出の削減があげられます。教職員の給与、施設維持費などの様々な経費が削減でき、余剰分を他の政策の財源に充てられます。一方、欠点として生徒と保護者への負担があげられます。生徒数が突然増える、登下校先の変化は生徒に精神的負担を与える恐れがあります。また、場合によっては交通費等が増加し、保護者に金銭的負担を与える可能性もあります。この「統廃合」による効果は財政支出削減という市町村の救世主になり得ますが、生徒、保護者への負担が掛かることも意識せねばなりません。

統廃合の進む地方の学校

人口の減少が顕著となっている地方においては、小学校の統廃合が加速度的に進んでいます。一般的に、全校児童が50人に満たない場合を一つの目安として統廃合の検討が行われます。この人数を割り込むと、1学年の人数が10人を切ってしまい、人数のバランスによっては複式学級といって教師一人が複数の学年を担任するというケースも発生します。児童の学力向上という観点からは望ましい状況とはいえないため、近隣校への統合が進められるのです。しかし地域から学校が消えるということには根強い反対意見もあり、地元の同意がなかなか得られずに難航しているケースも見られます。

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